書物というものは、その元来がこれを読むものに、できるだけ解りやすく書かれている筈である。ヒスパーヌス論理学綱要 : その研究と翻訳 山下正男 著 京都大学人文科学研究所 1981年2月。 老子の場合でも例外である筈はない。Insights and Oversights of Great Thinkers An Evaluation of Western Philosophy (Suny) Charles Hartshorne 洋書。にもかかわらず古来老子は難解な書として見られている。現象学的研究への入門〈第2部門〉講義(1919‐44) (ハイデッガー全集)。
「何が知能をきめるのだろうか。フッサール Husserl,Einleitung in die Logik und Erkentnistheorie。脳細胞は手をのばしあって複雑に絡みあっているが、この絡みあいの程度が知能のきめてである。(仏)アレンカ・ジュパンチッチ Alenka Zupancic / Esthetique du desir, ethique de la jouissance。生まれたばかりの赤ん坊は大人と同数の脳細胞をもっているが、知能は零である。フッサール Husserl Zur phanomenologischen Reduktion。絡みあいがまだできていないためであって、月日がたつにつれて、どんどん絡みあってゆき、物心がつき、知恵がついてゆくのである。悲劇美の美学 ヨハンネス・フオルケルト 大村書店 大正14【管理番号G3cp本305-2上】訳あり。脳細胞の絡みあいの発達は乳幼児のころが一番急速で、十歳ごろにほぼできあがり、二十歳前後で完成する。西田幾太郎と現代 竹内良知 第三文明社レグルス文庫102。そしてこの絡みあいはお手本に習って進め られるから、手本になる母親や家庭の還環が大切なわけである」
古本の評価は、人それぞれです。知性の構造 西部邁 角川春樹事務所 帯 初版第一刷 未読極美品。綺麗とか、程度が良い、などの評価は受け取る方により大きく変わることを念頭に検討ください。文明化の経験 近代転換期の日本 安丸良夫。イメージと違うと言われても責任は取れません。哲学、思想 Mao's China and After: A History of the People's Republic, Third Edition Free Press Meisner, Maurice。
(2024年 3月 19日 10時 36分 追加)
質問がありましたので、回答を追加説明として記載します。ハイデッガー全集 第63巻 オントロギー 事実性の解釈学 創文社 初版第一刷 新品同様極美。