円高還元 ●極上和本YM4925●江戸明治和本等＞婬事養生解［婬事戒］高井蘭山 文化12年 医学 和書

■婬事養生解［婬事戒］

【判型】中本1冊。写本『勧殖桑養蚕書外題・豊国書』文政8年 樋口雄貞誌（信濃國松島）江戸時代写本 長野県伊那地方養蚕業。縦181粍。※よろこびの春　宮路吉甫喜寿祝歌集　滋賀県蒲生郡中野村宮路直一（現東近江市）　姉小路良子・宮内省御歌所寄人良大口鯛二・須川信行等。

【作者】高井蘭山（思明・伴寛トモヒロ・三遷・哂我シンガ・宝雪庵）作。古屋芳雄『民族淘汰論』岸田劉生・武者小路実篤らと交友した作家 国立公衆衛生院長をつとめた公衆衛生学者。

【年代等】文化12年7月作・刊。ふり分かみ。［江戸］須原屋茂兵衛（千鐘房）板。岡山京橋御作事御書出留帳　松本済堅　享保辰八月　纏図。

【備考】分類「医学」。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　三議一統　上　　古文書。『婬事養生解［婬事戒］』は、『食事養生解』とともに刊行された高井蘭山の通俗的な医学書。長谷川伸旧蔵書『大分聯隊区管内に於ける郷土戦史の研究 第1輯』昭和2年 帝国在郷軍人会大分支部刊（大分県大分市）戦国時代戦史。別本見返しに「食婬養生解」として次のように紹介されている。浅草吉原ほか地図多数・解説入 江戸の名所案内「再校江戸砂子」明和9年 菊岡沾涼 7冊☆千住湯島谷中四谷渋谷など和本江戸時代資料 B245yn。「食事と婬事は、人間の平生に有て、命を保ち子孫を相続する根本（モト）なり。旅順駐留記念写真帖　第六中隊　大正時代。能度（ヨクノリ）を守る人は、無病にして百歳の寿をたもつ。顕意『一乗海義要決 二道血脈図論 二本合冊』文政2年刊 江戸時代和本 浄土宗 仏教書 仏書 菩薩蔵頓教一乗海義要決。しか有といへ共、もし人欲に任せて度を失ふ時は忽病しん、或は夭死（ワカジニ）をなす。東洋閨範烈女伝。近世の人々とかく病身と夭死の多く小児虚弱（コドモヨワキ）なるは、全く婬食をゆるがせに心得て度を失ふ故なりとかや。まくり　松村呉春。此書（コノホン）は、人の生を養ひ、寿（イノチ）を天然に終らしむる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　馬書　古文書。実に至宝の書也」。送料込み、1859年版。江戸時代の和本「阿蘭陀国条約並税則・日蘭修好通商条約」全1巻、金幸堂、綴じほつれ有、安政五カ国条約、不平等条約。すなわち、子孫相続のための健康医事のために大切な食生活と性生活（房事）のあり方を説いたものである。東里山人作 歌川英泉画『出謗題無智哉論 三篇』文政8年岩戸屋喜三郎版 江戸時代和本 浮世絵・錦絵。このうち「婬事戒」は、房事全般の心得や戒めを説いたもので、「男女別あつて正しく、道を以て情を制すべき事」「二柱の神詠、女は男に先だつまじき事」「腎の臓を虚する戒」「婬事四時の戒」「腎虚せし者、命を殞（オトス）事」「子なき婦（オンナ）に子を求べき事」「夫婦子を求る旺相日（オウソウニチ）の事」「胎内の男女別るゝ事、并五輪五躰の弁」「胎生を堕胎せしむる戒」「庚申の夜、会合を禁ずる弁、并交会禁忌の日」「孕婦婬事の戒、并胎内十月形を成（ナス）弁、付図」「男女婚媾正しかるべき事」の12項を説く。老子形気。

★原装・題簽付・状態並み(小虫補修)。長谷川伸旧蔵書 長尾半平『鴻爪所感』昭和7年 秋水社刊 著者直筆献呈署名入（長谷川伸宛）。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、19,800円～41,800円】。山々亭有人著『花暦封じ文 三編』人情本 彩色木版画入 江戸時代和本 絵入本 浮世絵。